死すべきさだめの・・・

車窓から眺めていると「mortal」とは何なんだろうと思ってしまう。
古来人間は「不老不死」に憧れていたけれど、「生まれて、生きて、死ぬ」ということが神の恩寵なのだそうだ。
永遠に行き続けて、生に倦み疲れるなんて想像も出来ない。
人生を楽しんで、適当なところで逝ってしまうのが一番幸せなのかもしれない。
伯父が死んでも世界は動いていくし、人類が滅んでも地球は廻っているだろう。
太陽が白色矮星になり地球がちっぽけなチリになっても、宇宙は進化し続けるだろう。
そして宇宙もいつかは死ぬんだろうなあ。
「生きる」意味を解明するのは、人類最後の日だと誰が言ったんだっけ?