でもね〜、馳夫さんがみんなを率いてアルゴナスを通過するところ↓

「『おそれるな!』後ろで聞きなれない声がしました。フロドは振り向いて馳夫をみました。しかしそれは馳夫であって馳夫ならぬ人でした。なぜなら雨風に痛めつけられた野伏の姿はもはやそこになかったからです。艫に坐っているのは、アラソルンの息子アラゴルンでした。堂々と背筋を伸ばし、巧みに櫂を操りながら舟を進めていくかれは、頭巾を後ろにかなぐりすて、黒い髪を風になびかせ、双の目に光を宿していました。それは流謫の地から己が故国に帰ろうとする王者の姿でした。」
ここの場面大好きなのに・・・映画にはなかった(T_T)