Why are there so many towers?

LotRを書き上げた時点で、トールキンは三部作として世に出すつもりはなかったけれど、出版社はコストの問題で三つの巻に別けて刊行することにした。んで、第二巻のタイトルを「二つ目だからTwo Towersにしましょうよ」と示唆したんだって。
トールキンは「そうさな、語感も良いし…それで良いかも♪」と言って、決まったそうな。
たくさん出てくる塔の中でどれが最も重要な二つなのか、本人も決めかねていろいろ考えた(わたしも考えたよ〜笑)
暗黒の塔とその支配下の塔:バラド・ドゥアvsミナス・モルグル、キリス・ウンゴルの塔…etc.
・お目々の御大と、それに敵対する勢力:バラド・ドゥアvsミナス・ティリス、オルサンク(?)
(「オルサンクvsミナス・ティリス」「ミナスモルグルvsミナス・ティリス」ってのも聞いたことある。わたしは「オルサンクvsミナス・モルグル」だと思ってた。だって、「二つの塔」の上巻はオルサンクが主役だし、下巻はキリス・ウンゴルの塔の手前で終わってるもん^^;)
最終的に、トールキン
腹黒同士で「オルサンクvsキリス・ウンゴル」に決めたけど、決定的ではなかったそうな。
「そんなことは大した問題ではないよ。塔ってものは何かしら古くさくて幽霊の巣窟みたいだし、トールキンもそんな感覚であれだけたくさんの塔を書いたんだと思うよ」と、デヴィット・コルバートさんは言ってる(笑)