Are the undying lands heaven?

遠く海を隔てて不死の国がある。人間には隠されているAmanとEressëaが…死すべき運命の者が行ってもなぁ(^^;)
太陽が沈む方向に至福の地があると、昔の人たちは考えてたんだね。我が日本でも西方浄土っていうし←お釈迦様の国天竺(インド)が西の方向にあるからだと思ってたけど…
古代ギリシャのエリュシオンは大海の向こうにあると信じられていた。
ケルトの神話では、死ぬ前に行くところで、通常小舟に乗って船出した。キリスト教イングランドに入って来た後でも、それまでの神話とミックスして、海のかなたに天国(heaven)があるってことに。
トールキン自身アイルランド修道院長が天国(paradise)を探しに船出する6世紀頃の話を詩に書いている(Imram)
アーサー王は、致命傷を受けて小舟に乗ってAvalonへ旅立った。トールキンはAvallóëを其処から採ったんだそうだ。
で、アーサー王伝説のように、Avallóëは天国ではなく、傷を癒し時の流れが緩慢な至福の島で、神と共に死が訪れるまで穏やかに過ごす場所だって。
ボロミアをエルフの舟に乗せて送ったのはそんな意味があったのね☆
…「天国」と言っても、heavenとparadiseの微妙な違いを把握するのは難しいな〜(>_<)
(ボロ兄「アーサー王」朗読の最後の文「Once, and future King...」って素適だったよ)