月を売った男

図書館のラベル付き(^_^;)

R・A・ハインライン著 井上一夫訳
文庫: 337ページ
出版社: 東京創元社 (1964/10)
ISBN-13: 978-4488618025
ASIN: 4488618022


中短編集だべさ(^^)1950年前後(アメリカが元気いっぱいだった頃)の作品とは思えない新鮮さ♪…ガガーリンもアポロもなかった時代だよ。ロケットを打ち上げるのにカタパルトを使うって、古い映画(月世界旅行だったっけ?)で観たような気がする(^0^)/

  • 「光あれ」

無料の電力を開発した男が、既存の電力会社などの妨害を受け、命さえ狙われる。彼の決断は…。汚い手を使ってでも、既得権を守ろうとするヤツは今でもいるよね。

  • 道路を止めてはならない

コンベア式の道路帯が縦横に発達した都市。ゼネストが起きたら大変。

  • 月を売った男

資本主義至上の社会で、巨万の富を得たハリマンの唯一の望みは、月へ行くこと。万難を排し、全精力を傾けて月の支配権を握り、ついにロケット発射までこぎ着ける。男のロマンなんて陳腐な言葉を使ってはいけないほど、魅力的なハリマンさん(がんばれ〜)

  • 鎮魂歌

「月を売った男」の後日談。しがらみに縛られたハリマンは、月面開発に成功したにもかかわらず、未だ月に足を印すことはできないでいた。老いたハリマンは。。。泣けるぜぃ(>_<)ヽ ←ねむさんの真似(^_-)-☆

  • 生命線

人間の死期を正確に予測できる測定器を発明したピネロ博士。ハインライン出世作らしい。ちょっと恐い(^◇^;)


ハインラインは「夏への扉」以来のファン

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

表紙に惹かれて買ったんだけどね(^0^)/
その後片っ端から読んでた時期があったな〜。
「月を売った男」の巻末に未来史のタイムテーブルが付いてる。懐かしいな〜(@_@)