これもミステリーではないけれど

ミステリーみたいに面白い。

ことばの歴史―アリのことばからインターネットのことばまで

ことばの歴史―アリのことばからインターネットのことばまで

同じ人の「文字の歴史」を読む前にと思って読み出したのだけれど、人類が言葉を獲得し、如何に広まったかってお話。一万年前の最期の氷河期が終わって、人工増加と裏腹に、言語数は減少するのだそうな。
つまり政治的経済的に交流が深まると、それまで百花繚乱の独自の言語は、共通の言語単位を生み出し、大きな同質の言語単位が、小さな言語単位を抑圧あるいは飲み込むかたちで、数種の言語に集約されていく。…コミュニケーションをはかるためには、共通の言語が必要だもんね。強制的に使われなくなった言語もあるし。「人間の集団のほうは比較的変化が無いのに対し、新しい言語は容易に吸収されていった」ということらしい。
…ちょうど半分読んだところ。これが終わったら「文字の歴史」を読むつもり(楽しみ〜^^)