LotFだって?

W.ゴールディングの「蝿の王」…ノーベル文学賞受賞(1983年)の頃に読んだときは気付かなかった(^^ゞ原題は「Lord of the Flies」だったんだ(O_O)
LotRとはあんまり関係ないけれど、もし「指輪物語」の題名が「指輪の王」だったら読んでなかったかも知れない。そういえば「悪魔とマルガリータ」も、「巨匠とマルガリータ」だったら、手に取っていたかどうか怪しい。邦題って大事だよね(^^)…若草物語赤毛のアン巌窟王、星の王子様etc.センスのある題名に惹かれるよな〜。「カラマーゾフの兄弟」の「の」を取って「カラマーゾフ兄弟」では、しっくり来ないって話を聞いたことある。


何が言いたいかというと、NHKの「原書で読む世界の名作」の今回の作品が「蝿の王」なんだよね。この番組「怒りの葡萄」とか「嵐が丘」をやってた頃、結構真面目に聴いていた。前回のJ.オースティンの「高慢と偏見」を聴き逃したので、最初から予約録音してスタンバイ。
…で、今日やっとペーパーバックスを買ってきた…スタンバイしてるわりには遅くさい(25日が一回目^^;)

Lord of the Flies

Lord of the Flies

十五少年漂流記」のノリで読み始めた邦訳は、あまりにもシリアス。心の闇を見透かされているようで、暗澹たる気分になった。再読する意志はあるけど、どうもその気になれないって感じで、今日に至る(¨;)これを機会に原書に挑戦するのも良いかもしれない。
文章はそんなに難しくないので、読めそうな気がする…気がするだけ〜(・u・)>ベー