大往生?

こんな日に出さないでよね

←画像は、本文と関係がありません(念のため^^;)
義父が死んだ。わたしはこの人を、一度も好きになったことはなかった(と思う)無教養で見栄っ張り、大言壮語の俗物。
みっともなく生に執着した、不様な最期を迎えるだろうと思っていた。
ところが死期が迫ると、それを受け入れているようだった。ちょっとした好意に対しても感謝の気持ちを表し、子供のような幸せの表情を見せていた。健康で長生きをして(96才)天寿をめいっぱい使って(蝋燭を使い切って)静かに逝った。何か、わたしには理解できない恩寵があったのかもしれない(信じられないけど…^^;)
だから、腹に据えかねる暴言もゆるしてやろう(きっちり反撃したもんね…わたしのほうが強かったりして^^;;)。馬鹿臭い自慢話も信じてやろう。頑迷な迷信も聞き流してやろう…etc.
何より、ちょっとしたプレゼントをくれたからね。
・長患いをせず、あっさり召された(入院三日目)
・町内で前日亡くなったお宅を含めて二件の葬儀に、婦人会として参列しないですんだ
・亡くなった日以外は、比較的暖かな予報
・年賀状を出さなくてよくなった
…良い死に方をしないのは、利己主義なわたしのほうかも(;^_^A