猫映画…と言っても良いかにゃ(=^..^=)

ngoronya2009-05-23

NYのアパートが取り壊されることになって
猫(トント)と二人暮らしの、頑固じいさん(ハリー)
三人の子供たちを訪ねて、大旅行
…と言っても、悲惨じゃないよ
皮肉たっぷりのユーモアと、往年のヒット曲も(^^)
飄々とマイペースで生きて、こんな風に年を取りたい


この映画も公開当時は評判になったのだけれど、観る機会がなかった…と言うより、ドンパチドッカ〜ンを好んでた(ゴッド・ファーザーの時代か?)
NY→シカゴ→ロサンジェルスと、猫と二人連れ。行き当たりばったりの珍道中。それぞれ独立した家族は問題を抱えながらも、ハリーを温かく迎えるのだけれど、どうも居心地がわるい。自立した老人って、世事の煩わしさや小人(しょうじん)の価値観を超越してて、且つ子供や孫たちの立場も理解できるんだよね。旅の途次で出会う人々が、これまたユニーク。高級娼婦との「出来事」のところで「慕情」のテーマが流れたのは笑った。先住民の酋長が素敵…最近はインディアンと言っちゃいけないのね(^0^)/
トントの演技は自然体。妙に媚びないのが猫らしい。別れの時が来ても、ハリーが静かに受け入れたのは、さすが〜。。。ほろ苦い落日に、新しい出会いの予感(^^)