ダーク・エイジ(無政府時代)
←これには、ちょこっと書いてあるだけ
1135年、ヘンリー1世がウナギの食べ過ぎで死去
どさくさに紛れて甥のスティーブンが戴冠
正統な後継者のマチルダ(モード)がクレームをつけ
教会、諸候、フランス王まで巻き込んで内乱勃発
1153年、マチルダの息子ヘンリー(後のヘンリー2世)と協定を結んで集結。
↓これには、もう少し詳しく載っている
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ただ、英雄色を好むと言うだけあって結婚2回、愛人多数。適子3人、庶子20人、未確認庶子も数名。それを例のホワイトシップ遭難で失って、ただひとり残されたマティルダを王位継承者として指名することになった。
高慢なマティルダに人気がないのをいいことに、王の甥スティーブンがロンドンにて戴冠。貴族司祭が両派に分かれて激突。私利私欲が絡んで裏切り続出。
なんやらかんやらがあって、結局マティルダの息子のヘンリーが次期王位を継ぐという事で和解成立。翌年1154年スティーブン王崩御で、ヘンリー2世即位。
内乱でイングランドは荒廃。キリストと聖者が眠っていた時代だそうな。日本流に言えば、神も仏もない時代(元々イギリスに仏はいないって^^;;;)