正価で買ってしまった

たまたま覗いたスーパーの書籍部で立ち読み。猫姫様の下僕さんが仰るとおり面白い!

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

文明開化時にいきなり鉄道を導入して、あんなにスムーズに新しいシステムを国中に定着せしめたのは何故か?
生命が地球に誕生する以前にアミノ酸のスープがあったように、江戸時代以前に日本がそれを受け入れる土壌がすでに出来ていたんだって。
正確さと安全性をともに追求した歴史を紐解く展開になりそうだ。じゃぁ、例の事故はその「生命維持装置」に破綻をきたしたんだろうか? 今のJRの体制が連綿と築いてきた緻密なプロジェクトを、危うくするウィルスが蔓延してるんじゃないかな?
出版企画の時は、まさかあんなことが起きようとは夢にも思わなかったんだろうけれど、最後まで読んだら何かが見えてくるかもしれない。