Why is Frodo's 'phial of Galadriel' so powerful?

フロドの探索(廃棄?)の旅のアイテムは、つらぬき丸、ミスリルの鎖帷子、ガラドリエルの玻璃瓶。その中で最も重要なものが、エァレンディルの星がガラさまの泉に映じた光を閉じ込めた玻璃瓶☆
シルマリルを額に掲げて大空を航行するエアレンディル。モルゴス(メルコール)の悪行に疲弊した中つ国に希望と勇気を与えたように、ガラさまの玻璃瓶は、フロドとサムの苦難の旅を支えることになる。
LotRを書き始める20年以上も前に、トールキンは古英語で書かれた詩を読んで、突然啓示を受けた。
Eala Earendel engla beorhtast
Ofer middangeard monnum sened
現代英語で
Hail Earendel, brightest of angels
Above middle-earth sent unto men.
後にトールキンは「不思議な戦慄をおぼえ、眠りから半ば目覚めるような、何かが私をかき立たせた。この詩は何か遙かな、不思議な、太古からのえもいわれぬ美しさを秘めている(←ヘタレ訳^^;)」と言ったそうな。
このフレーズはキリスト生誕の時の超新星を歌ったものとされているけれど、トールキンはキリストよりず〜〜っと以前のものだと確信した。取り付かれたように言語学の知識を総動員して、この「不思議で美しいもの」を調べて…
"Earendel"は古英語で"star"または"dawn"の意味で、太陽の誕生を告知する星、金星と推察した。
★明けの明星と、天上を航行するエアレンディル★
トールキン独自の神話が生まれ瞬間であります♪
"Aiya Eärendil Elenion Ancalima!"
意味は↓
"Hail Earendel, brightest of stars."