何故裏日記かというと

今読んでるサガの解説書に、寺田寅彦の随筆に壇ノ浦を彷彿とする聖オーラーヴの海戦の場面が「香り高い名訳」で載ってると書いてあった。文庫で持ってない第一巻のP−188〜189なんだそうで、買ってきてそのままにしていた件の全集を引っぱり出してきた。
それは第二巻のP−147「春寒」の章にあった。平家物語アイスランドのサガの共通する素朴な武士道精神。それを読んでる間、寅彦の長女がメンデルスゾーンの『春の歌』をピアノで練習していたのだそうだ。…ふむふむ、サガを読むときは『春の歌』を聞いたらいいのね♪なんて、得したような気分。
興味のある方は岩波文庫を読んでね(#^.^#)わたし?わたしは、積ん読を解消せねば(^◇^;)