「運命の卵」は

先に買った岩波の「悪魔物語」に入っていた中編。天才生物学者ペシコフ教授が発見した生命増殖光線が、食糧増産実験の小さなミスから大惨事に…。とにかく面白くて怖いお話。ネタバレしないから、みなさんも読んでみてね。
と言いつつ…(ネタバレかも↓)
結末がウェルズの「宇宙戦争」みたい(笑)細菌が人類を救ったように、ロシアの極寒がお化け生物を絶滅させたんだ☆ 人間のケチな思惑で自然を改造すると、しっぺ返しを被るんだよね。…もっと政治的な風刺が込められているのだけれど。
しばらくブルガーコフに凝ってみよう♪