2006-04-04 「運命の卵」は 先に買った岩波の「悪魔物語」に入っていた中編。天才生物学者ペシコフ教授が発見した生命増殖光線が、食糧増産実験の小さなミスから大惨事に…。とにかく面白くて怖いお話。ネタバレしないから、みなさんも読んでみてね。 と言いつつ…(ネタバレかも↓) 結末がウェルズの「宇宙戦争」みたい(笑)細菌が人類を救ったように、ロシアの極寒がお化け生物を絶滅させたんだ☆ 人間のケチな思惑で自然を改造すると、しっぺ返しを被るんだよね。…もっと政治的な風刺が込められているのだけれど。 しばらくブルガーコフに凝ってみよう♪