竜の戦士

黄金の竜だべ

アン・マキャフリイ
船戸牧子訳
文庫: 427ページ
出版社: 早川書房 (1982/8/18)
naoyaさんご推薦。
かつては地球の植民星だったパーン。独自の進化を遂げ、この星に棲息する竜と感応出来る選ばれた者たちが、400年ぶりに宇宙から降ってくる「糸胞」を退治する。竜が空間ワープのみならず、タイムスリップも出来るってのはすごい。テレパシー能力もあるんだよ。人物描写は、ハーレクィンロマン系だけど、竜たちが可愛い…人間より賢い(^0^)/
これもシリーズ物だから、この本で解明できない謎は続編で明らかになるんだろう。200年ごとに接近する赤の星が糸胞を飛ばすのだけれど、何故400年目になったのか?とか、そも赤の星の糸胞とは厳密に何か?ベンデン大巌洞のみが現存した原因はわかったけれど、衰退した原因は他にあるかもしれない。竜の出自も漠然としてるし…順番に読んでもいいかも。