「草枕」変奏曲ー夏目漱石とグレン・グールド

けっこう面白かった。グールドの人となり(奇人ぶり)、モーツァルトに対する屈折した評価、漱石の芸術観(聖と俗の狭間の高等遊民的葛藤っていうのかな?)の共鳴…
↓グールドさんが持ってたというアラン・ターニー訳を読めるかな?

The Three-Cornered World (Peter Owen Modern Classic)

The Three-Cornered World (Peter Owen Modern Classic)

なぜ"The Three-Cornered World"かというと「四角な世界から常識と名の付く、一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでもよかろう」と「草枕」に書いてあるからとのこと。先に「原書^^;」を再読してからの方が良いかも。


府立図書館で「ウラ読みドストエフスキー」を借りてきた。
「妖精の国で」は置いてなかった。市の図書館で探してみよう。
積ん読整理が先か!(;^_^A