続編...前編かも

「風の影」は1945年から始まるお話
「忘れられた本の墓場」という魅力溢れるフレーズに惹かれて
一気に読んだのは6年前
4部作の一話目ということで
待ちに待った続編は「天使のゲーム」

天使のゲーム (上) (集英社文庫)

天使のゲーム (下) (集英社文庫)

時は1917年。17歳のダビッドは孤児で新聞社の雑用係。文才を認められて作家としてのキャリアが始まる。そこへ、謎の依頼人コレッリが現れ、高額のオファーをする。。。メフィストフェレスとファウストの関係みたいな展開になるんよ(0_0)
全体として「風の影」に比べて、暗く淀んだ、幻想的で禍々しい雰囲気。登場人物死にまくり。どんでん返しも驚き。
最後の救いは「巨匠とマルガリータ」を彷彿とさせる。ゴシックロマン的で嫌いじゃないけど(^^)/
爽やか天使イサベッラが「風の影」へと繋がる人物を出現させるし、忘れられた本の墓場のイサックも登場。次の作が楽しみ〜o(^-^)o


スペイン語は無理でも、続続編の英訳も出てるし。。。やっぱり無理無理(>_<)ヽ

The Prisoner of Heaven