初体験

ngoronya2014-06-20

ひょんなことから歌舞伎を観る機会を得た
それも市の文化会館にて格安で...
なんだか不思議な世界が展開した(0_0) 
。。。たぶん一生に一度の体験かも



題目は「太閤三番叟」と「一本刀土俵入り」その合間に歌舞伎俳優の襲名披露があるんだけど、基礎知識皆無のわたしには不思議の国に入った感覚。
両親の離婚のため遠ざけられたが、成長して再び梨園に迎え入れられた俳優の話、芸能音痴のわたしでも知ってたけど(^^)/


あんな市民会館に歌舞伎の舞台は無理だろうと思ってたが、ちゃんと花道らしきものも設置され、舞台の床も工夫してあった。本来の歌舞伎が地方巡業でにわか仕立ての「小屋」などでも演じられていたんだな〜と納得。


<太閤三番叟>大阪城完成の祝いに、太閤殿下自ら三番叟を舞うという設定。北政所淀君の華麗な所作の裏にある、反目の目力は火花バチバチ...と解釈したけど正確には分からん。柴田勝家の残党4人組が刺客として現れるのは、解説がなければ???の連続。


襲名披露って、日本的パーティの偉いさんの祝辞みたい。


<一本刀土俵入り>あらすじは多少は知っていたけれど、安易な結末にはビックリ。
ヒロインのお蔦さん、一幕と二幕の性格が変わり過ぎ。妖艶な姐さんが、真面目で優しいおっかさんに変身(10年も経てばそうなるか^^;)
駒形茂兵衛さん、相撲取りにしては体格が...(^^;) この役者さん、演技力抜群のバイプレーヤーだったので、歌舞伎界にも新風を吹き込むのではないかと思ってるんだけど。